「互いに切磋琢磨を」
自衛隊採用予定12人を激励/父兄会主催
2014年度自衛隊採用予定者激励会(主催・宮古地区自衛隊父兄会)が8日、平良地方合同庁舎で行われた。関係者や保護者らが出席し、採用予定者12人に「互いに切磋琢磨し立派な自衛官になってほしい」と激励の言葉を掛けた。
主催者を代表してあいさつした野原勝也会長は、宮古島出身の隊員は現在265人で陸、海、空の各自衛官として活躍していると紹介し「先輩たちを手本に、立派な社会人としてなお一層の活躍を期待する」と述べた。
来賓の下地敏彦市長は「これから厳しい訓練が待っている。自衛隊の一員として、規則や知識を身に付けて頑張ってほしい」と呼び掛けた。
航空自衛隊宮古島分屯基地の石岡顯一郎司令は「精神的、体力的に厳しい訓練が待っている」と述べ、仲間たちと切磋琢磨し乗り切ってほしいと激励した。
自衛隊沖縄地方協力本部の松村智秀副本部長は、地域の人たちとの交流も大事だと訴え。「組織としての絆を深め、互いの役割分担を高めていってほしい」と話した。
これに対し、採用予定者を代表して中曽根海夢君が「身の引き締まる思い。島で培った体力面や負けん気の強さを胸に、先輩を見習い、後輩の良き手本となるよう高みを目指して頑張っていく」と決意を示した。
採用予定者は次の通り。
【海上自衛隊一般曹候補生】中曽根海夢(城辺)
【陸上自衛隊一般曹候補生】下地修一(平良)▽美里光則(同)▽新里拓也(上野)
【同自衛官候補生】奥平光希(平良)▽下地海帆(同)▽豊見山潤己(同)▽松川翔太(同)▽宮国智也(上野)▽友利涼平(城辺)
【同女性自衛官候補生】上里茜(平良)▽與那覇未生(同)