04/22
2025
Tue
旧暦:3月25日 先負 辛 
政治・行政
2015年3月12日(木)9:00

水使用料金の改定へ/土地改良区

事業拡大伴い、理事会で確認

事業計画案などの審議が行われた理事会=10日、宮古土地改良区事務所

事業計画案などの審議が行われた理事会=10日、宮古土地改良区事務所

宮古土地改良区(下地敏彦理事長)の第7回理事会が10日開かれ、総代会に向けて2015年度の事業計画および予算案が了承されたほか、新年度から水使用料金の賦課方法を改定する案などが確認された。

 同改良区事務所で開かれた理事会では、伊良部地区など事業対象の拡大に伴い、現行の事業体制では資金面など厳しい運営が予想されることから、適正な水使用と併せて収入増を図ることが喫緊の課題として、水使用料金の賦課方法について審議が集中した。

 事務局によると、現行の水使用料金は農家の使用量の多少に関わらず一律で賦課基準(10㌃当たり年間1500円)が設定されており、使用量の少ない農家などからは、改善を求める声が高まっている。加えて、伊良部地区など事業範囲が拡大し、それに伴い事業資金の増加が見込まれることから、新たに収入増を図る必要があるとしている。

 現状から、水使用料金の賦課方法の改定は不可欠として、事務局案として、これまでの地積割分(10㌃当たり1500円)を「基本料金」とし、これに基準使用水量(10㌃当たり)を1立方㍍増すごとに「6円」を乗じて上乗せ徴収するという方法が示された。予算計画上、基準使用水量に若干の検討の余地があるが、調整と設定は事務局に一任することでおおむね了承された。

 また、水の適正使用方法として、新規に全円タイプスプリンクラーから180度の角度調整機能付きタイプに取り換えるなど、無駄の少ない水使用の確立が図られる。

 通常総代会は26日午後2時からJAおきなわ宮古地区本部2階ホールで開催の予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!