16人が新1年生へ/多良間
過去5年間で最多入学
【多良間】多良間幼稚園(森田正人園長)のばら組16人(男の子8人、女の子8人)が、新年度から新1年生として多良間小学校に入学する予定。16人が入学した場合、過去5年では最多となる。入学式を控え、夢と希望を膨らませている。
同園によると、新1年生に入学した年度別人数推移では、2014年度5人、13年度10人、12年度14人、11年度12人。現在の小学6年生の入学時点では30人いたが、その後増減を繰り返している。
伊良皆光夫村長は「少子化を抱える多良間村で、新入学児童が16人いることは過去5年間で最多なので喜ばしい」と述べた。
その上で「現在継続して行っている出産祝い金・入学祝い金に加え新年度からは高校入学祝い金を開始する予定。これからも学校と村教育委員会と連携を取り、ゆとりのある教育の場つくりに努めていきたい」と決意を新たにしている。
もうすぐ入学を迎える名嘉真夏海さんは「1年生になったら友達と仲良く遊び、勉強も頑張りたい。ランドセルが届くのが楽しみ」と笑顔で話した。
同じく親里龍馬君は「友達とたくさん遊ぶことと給食が楽しみ」と元気よく話した。
ばら組担任の島袋梅子先生は「一人一人に違った個性と性格があり、おとなしい子、やんちゃな子もいる。誰よりも早く登園し挨拶を欠かさない子もいる。1年生になったら、みんな仲良く頑張ってほしい」とエールを送っている。