上原君(北小6年)が入選/家庭倫理の会
しきなみ子供短歌コンクール 入賞者に表彰伝達
倫理研究所主催の「第10回しきなみ子供短歌コンクール」で、北小学校6年の上原史皓君が入選、同6年の下地遥也君と同1年の知念慎理君、鏡原小学校5年の大濱佑芽さんが佳作に入賞した。北小学校児童3人への表彰伝達が13日に同校で行われ、「家庭倫理の会宮古島市」(砂川宏子会長)から賞状が贈られた。
同コンクールには全国の児童6万1944人から応募があり、文部科学大臣賞に3人、特選に30人、入選に295人、佳作に567人が選ばれている。
表彰伝達には家庭倫理の会宮古島市文化チーフの吉原幸子さん、短歌講師の下地能子さん、相談役の狩俣淳子さんが訪れ、3人に賞状と記念品を手渡した。
「目がさめてやさしい光がふんわりと体をつつむ春の朝がすき」という作品で入選を獲得した上原君は「短歌は授業で作った。部屋に光が入ってきた様子を詠んだ。また機会があれば応募したい」との思いを述べた。
平良隆校長は「北小から3人も入賞し、正直驚いている。短歌を読んで子供たちの感性の高さに感心している」、吉原さんは「宮古の子は感性が優れていて、素直な思いが表れている。次回もぜひ多くの児童に応募してほしい」と語った。