上野の商店で強盗/白昼、男が現金奪い逃走
20日午後3時すぎ、上野新里にある商店に男が押し入り、店主の女性(79)を刃物のような物で脅し、レジスターから現金約1万5000円を奪って逃走した。宮古島署は強盗事件として捜査を進め、男の行方を追っている。白昼の強盗事件に商店の周辺は一時、騒然となった。 宮古島署によると、20日午後3時25分ごろ、同商店の正面から黒いサングラスを掛けた男が入り、刃物のような物で店主の女性を脅した。レジを開けさせ現金を奪い、徒歩で逃走した。事件発生当時、店内に客はなく、けが人はなかった。男は年齢20~30代くらいで黒いサングラスを着用していた。
被害を受けた店主が「刃物のようなものを持った男に現金を奪われた」と110番した。警察官が駆け付けた時には、男はすでに逃走していた。宮古島署は遺留品の検索や周辺の聞き込みなどの捜査を進めている。
事件発生を受け、上野小学校では部活動を中止し、児童は保護者の迎えを待たせ、帰宅させた。
上野中学校では学校に残っていた生徒を体育館に集め、状況を説明。迎えの保護者と一緒に帰宅させた。また、すでに帰宅途中の生徒がいないか、校区内を同校職員らが巡回して確認するなどで安全確保に努めた。