販売額33億2300万円/肉用牛競り14年度実績
過去最高記録を更新
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは19日、宮古地区(宮古、多良間の両家畜市場)の2014年度肉用牛競り販売実績を発表した。合計販売額は33億2307万円となり過去最高を記録していた前年度合計の31億9179万円をさらに1億3128万円上回る結果となった。子牛1頭当たりの平均価格も5万1561円増の52万4610円の高値となった。全国的な子牛(素牛)不足などが高値となった要因とみられる。
14年度競りに上場された子牛(素牛)は宮古が4706頭、多良間が1256頭の計5962頭。そのうち宮古で4686頭、多良間では全頭の取引が成立。合計成立頭数は5942頭だった。
各市場の1頭当たり平均価格は宮古が53万7102円、多良間が47万8007円。平均キロ単価は宮古が2146円、多良間は2071円といずれも高値だった。
性別の平均価格は宮古の去勢が56万5460円、雌は49万7557円。多良間の去勢は50万6225円、雌は43万9352円だった。
子牛全体の販売総額は宮古が25億1686万円、多良間は6億38万円で、両市場の合計販売額は31億1724万円となった。
成牛を含む14年度の全体上場頭数は宮古が5334頭、多良間は1347頭で合計で6681頭。そのうち宮古で5304頭、多良間は全頭が取引成立となり、合計で6651頭が競り落とされた。
1頭当たりの平均価格は宮古が50万9973円、多良間は45万8927円。平均キロ単価は宮古が1862円、多良間は1882円といずれも高値となった。
販売総額は宮古が27億490万円、多良間は6億1817万円だった。