社会・全般
2015年3月24日(火)9:00
市に早期の対応訴え
ワクチン副反応被害者支える会
「子供たちは苦しんで参っている」-。23日に行われた市議会3月定例会一般質問で子宮頸がん予防ワクチンの副反応問題が取り上げられることを受け、市議会の傍聴席には被害を訴える子供たちの親などで構成する「宮古島子宮頸がんワクチン副反応被害者を支える会」のメンバー5人が訪れ当局見解に聞き入った。
市長が支援に積極的な姿勢を示したことを受け、同会のメンバーからは「ワクチン接種による副反応があることを議会が知り得たことがまずはありがたいし、答弁内容も評価できる部分はあった」と述べた。
また、メンバーからは「渡航費については本土への助成を未定としているが実際は沖縄本島でも困難なので本土に行かざるを得ない子供たちも出てきている。早急に実態調査を実施してほしい」と話した。