テープカットで完成祝う/グループホームあけぼの
関係者参加し落成式典
社会福祉法人県社会福祉事業団(花城可長理事長)のグループホームあけぼのがこのほど、漲水・あけぼの学園の隣に完成。27日に落成式典と祝賀会が開かれ、関係者らが参加し、テープカットなどを行い施設の完成を祝った。
グループホームとは、単身生活が困難な障害者が共同で居住し、世話人が生活の援助や助言を行うことで、自立生活を支援する施設。グループホームあけぼのは鉄筋コンクリート造りの平屋建てで延べ床面積は379平方㍍。居室10室のほか、共用スペースとして居間、食堂、台所、シャワー室、洗濯室などがある。建設総事業費は1億1229万5000円。4月1日からの運用開始を予定している。
テープカットでは花城理事長、市福祉部の譜久村基嗣部長、グループホームの友利勝政管理者、利用者代表の新里安吉さんが紅白のテープにはさみを入れ、施設の完成を祝った。
落成式典では花城理事長が「完成したグループホームが利用者、地域の皆様から信頼され、親しまれる施設となるよう一層、努力していきたい」などとあいさつ。譜久村部長は下地敏彦市長の祝辞を代読、特別支援学校の喜久山強校長が祝辞を述べたほか、工事を行った建設会社と設計事務所に感謝状が贈られた。
祝賀会では施設完成を祝し参加者全員で乾杯をしたほか、余興も披露され会を盛り上げた。