市職員35人が退職/宮古島市
市長がねぎらいの言葉
2014年度退職者辞令交付式が31日、市平良庁舎で行われた。早期退職を含め年度内の退職者は35人。このうち定年での退職は30人。下地敏彦市長が市長部局の退職者、宮國博教育長が教育員会の退職者、来間克消防長が消防本部の退職者に、それぞれ辞令を交付した。交付式後、退職者らは市平良庁舎玄関前で、記念撮影に収まった。
下地市長は「長年、市民のために粉骨砕身、努力してくれたことに心から感謝する。今年は市制10周年。伊良部大橋も開通した。市もこれから羽ばたこうという年。皆さんがその基礎を築いた。皆さんに対して、長い間ご苦労さまでしたという気持ちでいっぱい。これからは健康に気を付け、市民の視線で意見をしてほしい」とねぎらいの言葉を掛けた。
退職者を代表して古堅宗和氏が「退職者のほとんどが30~40年勤めてきた。この間、島も大きく変わった。行政の中で、何らかの形でこれらの変化に関われたことを喜びに思う。これからは応援団として頑張るので、市をよりよくするために、頑張ってほしい」とあいさつした。
この日退職したのは市長部局が20人、教育委員会が7人、上下水道部が2人、消防本部3人と農業委員会事務局1人。