2015年度がスタート
異動職員に辞令交付/市長「市民奉仕の徹底を」
宮古島市は1日、2015年度の始まりに当たり、市中央公民館で「定期人事異動辞令交付式」を行った。下地敏彦市長が異動する幹部職員や新しく採用された市職員に辞令を交付。「今年は合併10年を迎える。一つの区切りの年。この10年を契機に、さらなる市民全体の奉仕に徹底してほしい」と訓示した。
辞令交付式は午前8時30分から行われ、下地市長が対象者一人一人に異動する部署名を読み上げて交付した。
新採用は23人(男性15人、女性8人)で、市長部局を代表して建設部道路建設課に配属された長濱秀明さんと、総務部納税課に任命された嵩原由起さん、消防本部は指令情報課の砂川健巨さんと、警備課の與那覇篤志さんが、公務員としての職務の遂行を宣誓した。
下地市長は訓示で「新しい年度が始まる。それぞれの職場で培ってきた知識や経験、人とのネットワークをさらに生かして、新しい職場で職務に励んでいただきたい」と述べた。
幹部職員に対しては「それぞれの業務の停滞は1日たりとも許されない。部下の掌握に努め、丁寧に市民に対応するよう管理監督をしていただきたい」、新規採用者には「市民の応対に『私は採用されたばかりだから分かりません』は許されない。先輩や上司に相談し、的確なアドバイスを受け、市民の奉仕者として頑張ってほしい」とそれぞれ呼び掛けた。
15年度スタート時の職員数は、前年度より14人少ない779人。