社会・全般
2015年4月3日(金)9:00
赤土流出の現状確認/座喜味一幸県議
地元から改善の要望
下地入江地区のほ場整備で、入江湾に大量の赤土が流出しているとの報告を受けた座喜味一幸県議は1日、現地でその状況を確認した。
同地区で畑を所有する下里和博さんは「毎回、大雨の際には入江湾に大量の赤土が流れ込んでいる。できるだけ海に近い場所に沈砂池を設置して土砂を食い止めることが必要」と訴えた。
こうした地元の要望を受けて現地に訪れた座喜味県議は「農業用排水処理についてはしっかり対策を取らないといけない。県や市を含めてこの問題の調査検討が必要」との見解を示した。
下里さんによると、入江のイイバタにある排水溝には現在も流れ出した赤土が堆積している状態で、大雨のたびに入江湾にはその排水溝を通って赤土が流れ込んでいるという。