「はなぞのこどもえん」が開園
市初の幼保連係型認定園
宮古島市初の幼保連係型認定こども園となる「はなぞのこどもえん」(新城久恵園長)の初めての入園式と進級式が4日、完成したばかりの新園舎で行われた。式には市教育委員会の宮國博教育長や関係者が駆け付け、幼保連係型の施設として今月1日に認可を受け、新たなスタートを切った同園のさらなる発展と園児たちの健やかな成長に期待を寄せた。
あいさつで新城園長は「幼保連係型の認定こども園として無事に開園することができたことをうれしく思う。明るく、強く、慈愛の心を柱として子供たちがたくさんの話題をお土産に持って帰れるような園運営に取り組み、さらに子供たちの健やかな成長を育むために職員一同まい進したい」と意気込みを示した。
来賓祝辞で宮國教育長は「市初の幼保連係型認定子ども園として、素晴らしい環境の中で子供たちが健やかに成長することを期待している。教育委員会としてもできる限りの支援をし、互いに連係を図りながら社会全体で子供たちを育てていこう」と呼び掛けた。
入園式では51人の園児が新たに仲間入りし、進級した65人の園児と合わせて合計116人が新しい園舎と新しい環境のもとで園生活をスタートさせた。
今年度からスタートした「子ども・子育て支援新制度」では、これまで「5歳児」の午後の受け皿となっている学童保育が利用できなくなることから市では、公立幼稚園において、すべての園児を対象にした午後の預かり保育を実施している。
そうした中で、「はなぞのこどもえん」は、宮古島では初となる幼保連係型認定子ども園として、0~5歳までの児童を受け入れて保育を行っていく。