歓迎ムード高まる/トライアスロン宮古島大会
本番まで1週間/ゲート設置、美化活動
19日に開催される第31回全日本トライアスロン宮古島大会まで12日であと1週間となった。開会式、表彰式が行われる市総合体育館前には大会ゲートが設置され、本番に向けて機運が高まってきた。実行委員会事務局は走路員の配置など最後の調整に余念がない。各地域では道路や沿道の清掃が行われ、選手を受け入れる体制は整いつつある。宮古島市制10周年記念大会を支える関係者すべてがラストスパートに入った。
大会実行委への協賛金や寄付の贈呈、各地で実施されている環境美化活動、沿道の応援幕など、1週間後に迫った大会は日ごとに盛り上がりを見せている。
実行委事務局に詰める市の職員らは休日返上で作業に当たる。当日に向けての作業分担をはじめ、走路員を務めるボランティアとのやり取りを通して安全、安心な大会運営に全力を挙げて取り組んでいる。
今大会から選手が通過する伊良部島の住民も準備に大わらわだ。すべてが初めての経験になるがトライアスロン大会のコース入りを歓迎。「国内外から集まる選手をサポートしたい」と意気込んでいる。
実行委員会の下地信男事務局長は「今年は伊良部大橋をコースに組み入れたことが大きいが、安全、安心に大会を終えられるよう気を抜かずに最後まで全力を尽くしたい」と話す。「これから選手の受け入れも始まるが、パワーを発揮して対応していきたい。ボランティアをはじめ多くの市民の皆さんに第31回大会を盛り上げていただきたい」と協力を呼び掛けた。
レースは19日午前7時に号砲。スイム3㌔、バイク157㌔、ラン42・195㌔の総距離202・195㌔に1500人以上の選手が挑む。今年も国内外から多くの選手が出場。韓国やアメリカ、オーストラリアなど外国籍では20カ国約80人の出場が決まっている。
今後の大会スケジュールは、16日に選手登録の受け付けが始まり、17日午後には有力招待選手共同記者会見と開会式が行われる。19日はレース本番。表彰式とふれあいパーティーは20日午後に行われる。