8月開催を報告/全国支援ネット
難病の子供キャンプ 小林会長が市に協力要請
認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク(本部・東京)の小林信秋会長らが14日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、難病の子供たちが参加するサマーキャンプ「がんばれ共和国」を8月7日から9日に宮古島で開催することを報告し、協力を要請した。
同ネットワークが実施するサマーキャンプは、「友だちをつくろう」を合い言葉に、医療機関のバックアップのもと、普段は外出する機会が少ない難病の子供とその家族に参加してもらい、楽しい時間を過ごすとともに情報ネットワークづくりに役立てることなどが目的。全国各地で開催していて、宮古島は昨年7月の開催に続き今年で2回目となる。
宮古島でのキャンプをバックアップする宮古病院の宮城雅也医療部長らとともに平良庁舎を訪れた小林会長は、同キャンプ自体は124年間、継続して開催していること、宮古島開催2回目となる今回は伊良部島を会場として開催することなどを長濱副市長に紹介。「今後も継続開催したいので、協力をお願いしたい」と呼び掛けた。長濱副市長は「できる限りのことはやらせてもらいたい」と全面的に協力する考えを示した。
今回のキャンプの定員は先着50人で、参加費は8000円、宿泊先はホテルてぃだの郷。申し込み・問い合わせは事務局を務めるビザライ(電話79・5477)まで。