日本、外国勢対決ムード高まる/トライ宮古島大会
ウィリアムス連覇へ自信/外国人招待選手7人が来島
19日に開催される第31回全日本トライアスロン宮古島大会まであと3日。コース沿道には花や応援の横断幕が飾られ、大会開催に向け、トライアスロンムードが高まっている。15日午前には大会に出場する、ベンジャミン・ウィリアムス(31)ら外国人招待選手7人が15日午前、宮古島に来島し、それぞれが上位入賞に向けて決意を新たにした。今大会には15の国と地域から67人の外国人選手が参加する。
15日に来島したのは男子が第30回大会総合優勝の米国のウィリアムス、豪州のライアン・クロス(33)、ウクライナのビクター・アロシュン(26)、豪州のマット・バートン(27)とジョルディー・ライト(30)。女子はドイツのジュリア・ボーン(35)と豪州のアンドレア・ホプキン(38)。
前大会優勝のウィリアムスは「練習も大変順調だった。体調も良いので、最高のレースができる」と連覇への自信を見せた。また「この大会のレース環境は、地元の人たちの応援など、島全体でレースを盛り上げるという特別なものがある。とにかくレースを楽しみたい」
昨年、総合4位のクロスは「昨年、ここでレースをしている。その経験が有利に働くと思う。この大会の距離に合わせて練習をしてきた。順調にきているので、優勝する自信はある」と今大会への意気込みを語った。
昨年5位だったアロシュンは3位以内を目指す。
第29回大会6位で、2年ぶりに宮古島大会に参加するバートンは「島の人たちが応援してくれる活気がある大会なので参加したかった。2年前の大会ではバイク競技でミスをした。今回を好機として、バイクのペース配分をコントロールして臨みたい」と得意のバイク競技を生かし上位を狙う。
初出場のホプキンは「宮古島でレースをすることはとても魅力的なこと。招待を受けて喜んで参加した」と参加の動機を話した。目標は女子10位以内だが、より上位を目指して全力を尽くす。