本番へ、決意新た/トライアスロン
選手登録受付始まる
第31回全日本トライアスロン宮古島大会の選手登録受付が16日、市総合体育館で始まった。訪れた選手はリストバンドを装着し、19日のレース本番に向けて決意を新たにした。
登録受け付けは午後1時にスタートした。選手たちはスタッフの案内に従って登録を開始。リストバンドを装着し、ゼッケンやスイムキャップなどの支給品が入った袋を受け取った。
最初に登録したのは31回連続出場となる埼玉県の辻谷明久さん(53)。ゼッケンナンバーは「31」。31回大会にちなんでナンバー31番を希望したところ、これが認められたという。
辻谷さんは「1番で登録したいと思っていた。1番は気分的に盛り上がれるし良い雰囲気の中で登録ができた」と笑顔を見せた。その上で「今大会は伊良部大橋がメーンになる。走ってみたけど素晴らしい。このコースで31回連続完走を目指したい」と話した。
伊良部島出身の渡久山研悟さん(39)も伊良部大橋がコース入りしたことを喜んでいる。「トライアスロン大会は12回目の出場になるが、まさか自分の島がコースになるなんて思ってもいなかった。しかも、島の中を走れる。とても幸せなことです」と話す。「目標は10時間30分以内にゴールすること。頑張ります」と決意を話した。
6回目の出場となる地元の松川慎吾さん(27)は100位以内を目指す。「9時間30分を目標にしてレースに臨みたい」と話した。
選手登録はきょう17日も行われる。時間は午前9時から午後6時。レースは19日午前7時に号砲。