トライきょう号砲/1500人が限界に挑戦
島の熱い1日スタート
第31回全日本トライアスロン宮古島大会がきょう19日、島内一円で開催される。「海・風・太陽 熱き想い 君を待つ」をテーマに約1500人のアスリートが出場。スイム、バイク、ランの計202・195㌔で自己の限界に挑戦する。午前7時に下地の与那覇前浜ビーチをスタート、制限時間は午後8時30分までの13時間30分。きょうの天気は、南の風やや強く、朝一時雨が降るものの、おおむね曇り。日中の最高気温は27度の予報。
今大会には15の国と地域から67人の外国人選手を含む、約1500人がエントリーしている。前浜でスイム3㌔を泳いだ後、バイクで伊良部島、池間島、来間島を含む、宮古島をほぼ1周する157㌔のコースに挑む。
今大会から伊良部大橋と伊良部島がバイクコースに新たに加わり、バイク競技の距離が2㌔延びて157㌔になった。
ランは市陸上競技場をスタートし城辺保良を折り返す42・195㌔のフルマラソン。総距離202・195㌔の完走を目指す。
優勝争いは混とんとしているが、昨年7時間49分35秒で優勝したベンジャミン・ウイリアムス(31)=アメリカ=が2連覇を懸ける。
昨年5分差で2位に甘んじた西内洋行(39)=兵庫県、昨年3位の戸原開人(26)=神奈川県、4位のライアン・クロス(33)=オーストラリア、2年ぶりの出場となる、第29回6位のマット・バートン(27)=オーストラリア=を軸にしたレース展開が予想される。
女子は昨年女子1位の田中敬子(30)=沖縄県、同2位の酒井絵美(34)=群馬県。初出場のアンドレア・ホプキン(38)=オーストラリア=らの争いが注目される。