04/22
2025
Tue
旧暦:3月25日 先負 辛 
スポーツ 社会・全般
2015年4月19日(日)9:00

花冠に思い込め/トライアスロン大会

保育士30人が手作り/きょう「強人」の頭上へ


出場選手の完走を願いながら笑顔で花冠を作る保育士の皆さん=18日、市総合体育館

出場選手の完走を願いながら笑顔で花冠を作る保育士の皆さん=18日、市総合体育館

 きょう19日に開催される第31回全日本トライアスロン宮古島大会に向け、毎年恒例となっている上位100人に贈られる花冠の手作り作業が18日午後、市総合体育館で行われた。市内の法人保育園で働く保育士約30人がボランティアで参加し、シダにスターチスの花を編み込む花冠約100個を丁寧に作り上げた。今年は伊良部大橋と伊良部島が初めてコースになり、過酷さを増したレースに出場する全選手の完走と検討を願って花冠を完成させた。

 この日完成した花冠は、昨年よりも2㌔延びて3種目202・195㌔を完走した選手のうち、上位100人に贈られる。

 過酷なレースを走り抜いた選手たちの頭上に輝くこの花冠は、「強人」の称号となる。

 過去には完走者全員分の花冠を作っていたが、近年はシダの不足で100個に限定されている。

 第31回大会用の花冠づくりには、市内10カ所の保育園から約30人が参加した。何度も参加している人は作業を手際よく進め、初めての参加者にも丁寧に作り方を教えていた。参加者たちはシダをきっちりと編み込みながらピンク、黄色、紫のスターチスの花も一緒に編み込み、それぞれが思いを込めた世界に一つだけの花冠を作り上げていた。

 みつば保育園の糸数彩さんは2回目の参加。「久しぶりの参加なので時間はかかるがゆっくり丁寧に作っている。大会本番は少し天気が悪そうだけど、みんなが最後まで頑張ってゴールすることを願って花冠を作りたい」と笑顔で話した。

 参加者たちは、宮古島大会に挑む強人たちがゴールする姿を思い描きながら、笑顔で作業を進めていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!