宮古勢がアベックV/卓球県予選
男子・卓将会、女子・南星TC/個人は兼島、宮国制し2冠
第33回全国ホープス卓球大会兼2015年度全日本卓球選手権大会県予選が19日、県立武道館で開かれ、団体男子は宮古島の卓将会が優勝。同女子は宮古島南星TC(A)が連覇を果たしアベックVを達成。個人でも男子ホープス(6年生以下)は卓将会の兼島幸祐(平一小6年)、女子ホープスでは宮古島南星TCの宮国悠乃(同5年)が制し、団体、個人の2冠を獲得した。
団体戦は卓将会、宮古島南星TC(A)
ともに準決勝まで3-0で勝ち上がり1戦も落とすことなく決勝へ。決勝ではいずれも与那原TTスポーツ少年団(A)と対戦し3-1で優勝を決めた。
個人戦は、男子ホープスでは卓将会の兼島、牧志侑武、本村葵で優勝、2位、3位を独占。女子ホープスでは宮国が優勝、同カブ(4年生以下)では池間夢良が優勝、同バンビ(2年生以下)は宮國由莉乃が2位と宮古島南星TCの選手が入賞。団体男女優勝チームと個人上位2位以上は全国大会に派遣される。
卓将会の本村智監督は「団体では最初から優勝を目指し、相手を見ながら傾向と対策を考えた結果、狙い通りの試合運びができた。全国大会では予選を突破し、決勝リーグ進出を目指したい」と語った。団体、個人優勝の兼島は「県大会優勝の自信はあった。全国大会では緊張することなく、バックハンドを振り切れるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
宮古島南星TCの池間祐治監督は「団体戦連覇は素直にうれしい。県全体のレベルが上がっていて苦しめられたが、子供たちが頑張ってくれた。一人一人の強くなりたいという思いが成長につながっていると思う。全国大会では予選突破を目指したい」。2冠の宮国は「大会の日に熱が出てしまい試合はきつかったが、ラリーを続けて最後に決めることを心掛けて臨んだ結果、その通りにできた。昨年は全国で1回も勝てなかったので、まずは1勝を目指したい」と語った。