「食卓にたっぷり野菜を」/市食改推進員協
総会で事業計画など承認/伊良部学区3人に委嘱状も
市食生活改善推進員協議会(宮城好子会長、会員68人)の2015年度総会が28日、下地保健福祉センターで開かれた。多数の会員が参加し、新年度予算案や事業計画案などを全会一致で承認した。新年度は「油・脂・塩分を控え、野菜たっぷりの食卓へ」と「地域食材を活用し健康なからだづくり」をテーマに、健康な島づくりに向けた各種活動を展開していく。
あいさつで宮城会長は「私たちの活動の目的は市民を健康にしていくこと。今年も会員が互いに協力しながら仲良く、楽しい取り組みを行っていこう」と呼び掛けた。
同協議会は、市民の健康保持推進のために組織的に栄養および食生活の実践活動を推進することを目的としている。
新年度の重点活動は、食改推進事業普及活動(継続)として、2013年度までに考案したレシピを活用した普及教室の開催を計画している。
具体的には、市民対象料理教室の開催▽「健康食考案レシピ」の放映▽地域に浸透した活動の展開(各班に「塩分測定器」を1台配布し、減塩チェックと具だくさんみそ汁の推進を図る)-としている。
15年度の予算は、歳入歳出とも30万2376円で、前年度より8723円の減額となっている。
また、総会の前には伊良部学区班の再開に伴い委嘱状の交付が行われ、平良哲則生活環境部長から伊良部学区の3人に委嘱状が交付された。