佐和田さんらに勲記伝達/春の叙勲
長年の功績たたえる
【那覇支社】2015年春の叙勲伝達式が8日、那覇市の知事公舎で行われ、地方自治功労の佐和田直さん(70、城辺字吉田出身)など14人の受章者に翁長雄志知事から勲記と勲章が手渡された。
翁長知事は「今日の県の発展は、各分野の第一線で常に精励され優れた業績を上げられた皆さんの真摯(しんし)な努力を礎にして築かれた。功績が認められたことは県民の大きな喜びであり誇り」と長年の功績をたたえた。
伝達式で旭日小綬章を受章した元浦添市議会議員の佐和田さんは「ただただ感無量。28年間頑張ってきた活動が認めれ、本当にありがたい。これまで支えてくれたふるさとや在沖の郷友の皆さんに改めて感謝したい」と喜びを語った。
佐和田さんは1985年に初当選以来、7期連続の浦添市議会議員で2005年に同市議会議長を務めるなど、28年間にわたり地方自治の振興発展に尽力した。
このほかの受章者は各関係省庁から伝達を受ける。4月29日発令の2015年春の叙勲受章の県関係者は、地方自治や教育、消防分野などで功績のあった42人(国外除く)。内訳は旭日章13人、瑞宝章29人。
宮古関係では佐和田さんのほか、元内閣府事務官の沖藤武雄さん(71、平良字下里)が内閣府行政事務功労で、元日本郵政公社職員(特定郵便局長)の下地康彦さん(70、城辺字長間)が郵政事業功労で、それぞれ瑞宝双光章を受章した。