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産業・経済
2015年5月12日(火)9:00

園児がかち割り体験/「黒糖の日」キャンペーン

来場者に配布しPR


黒糖ブロックのかち割りを体験する園児たち=11日、あたらす市場

黒糖ブロックのかち割りを体験する園児たち=11日、あたらす市場

 県宮古農林水産振興センター(安里和政所長)主催による「黒糖の日」消費拡大キャンペーンが11日、JAおきなわファーマーズマーケットあたらす市場で開かれた。園児が黒糖ブロックのかち割りを体験したほか、来場者に割った黒糖や試供品、パンフレットなどを配布し宮古産黒糖をPRした。

 同キャンペーンは毎年、「黒糖の日」やその前後で開催していて、今回は多良間島産の黒糖ブロック60㌔と黒糖商品、試供品などが用意された。

 あいさつに立った安里所長は、多良間島産が県全体の4割を占める黒糖は離島経済を支える重要な産業との考えを示した上で「黒糖は健康食品としても注目されている。この機会に消費者へ黒糖の良さを改めて認識してもらい、おやつや料理の隠し味、贈答品など幅広く活用してもらえることを願っている」と語った。

 宮古製糖の安村勇社長は「黒糖は地域の文化と経済発展に貢献してきた。多良間の先人が守り育てた日本一の黒糖に誇を持ち、県の業界は多良間がリードするという気概を持って頑張りたい」との考えを示した。

 同キャンペーンには心愛保育園の5歳児11人も参加。かわいい踊りを披露したほか、黒糖ブロックのかち割りを体験。割りたてを頬張ると「甘い、おいしい」などと笑顔を見せた。

 今月15日まで、あたらす市場内で黒糖について紹介するパネルが展示される。

 「黒糖の日」は、県と生産地の市町村、製糖会社などで作る「沖縄県含蜜糖対策協議会」が2010年、語呂合わせから5月10日に制定。沖縄産黒糖の良さをPRして販売拡大につなげるさまざまな取り組みが県内各地で行われる。


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