11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
社会・全般
2015年5月13日(水)9:00

高校生が看護師の仕事体験/宮古病院

4校から16人が参加


新生児の抱き方などを学んだ生徒たち=12日、県立宮古病院

新生児の抱き方などを学んだ生徒たち=12日、県立宮古病院

 「看護週間」の関連事業として、県立宮古病院(上原哲夫院長)で12日、地域の高校生を対象とした「ふれあい看護体験」が行われた。宮古地区の4高校から男子3人、女子13人の計16人が参加し、看護師の仕事を体験した。

 看護体験は、実際にその仕事を体験することで看護に興味を持ち、看護の道に進むきっかけや目標を持つ機会とすることなどを目的に実施された。

 参加した生徒たちに対して本村悠子副院長兼看護部長が、看護師の仕事の概要やその魅力などを紹介し「看護師という仕事は人の命と健康を守る専門職で、とてもやりがいのある仕事。きょうはその魅力を体験してほしい」と呼び掛けた。

 参加した高校生たちは、車いすの扱い方を実際に体験した後、5グループに分かれて担当の看護師とともに病室を回りながら、入院患者と話をしたり、食事の介助のほか、歩行が困難な患者を車いすで散歩に連れて行くなどの手伝いに挑戦した。

 産婦人科の新生児室で赤ちゃんを抱っこした宮古総合実業高校の松原涼華さんは「生まれたばかりの赤ちゃんなので抱き上げるときはちょっと緊張した。きょうは看護師の仕事の魅力を再確認できたし、将来は看護師を目指しているので良い経験になった」と笑顔で話した。

 看護週間 近代看護を築いたとされるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日を「看護の日」とし、この日を含む日曜日から土曜日までを「看護週間」とすることを国が1990年に制定した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!