社会・全般
2015年5月14日(木)9:00
大掛かりな清掃展開へ/伊良部
台風6号による倒木撤去
台風6号の影響で、街路樹の折損や倒木の被害が多かったことから、伊良部地域農地水環境保全組織委員会(比嘉臣雄会長)はきょう14日から1週間、大掛かりな清掃活動を展開する。期間中は延べ250人の人海戦術で安全・安心な環境を確保することにしている。
台風6号は11日午後から12日午後にかけ、速い速度で吹き抜けた。時速は45㌔。伊良部の下地島空港では12日午前1時18分に最大瞬間風速58・6㍍を観測した。
伊良部では予想以上の風が吹き荒れた模様。まともに直撃された影響で、特に南区(伊良部、仲地、国仲、長浜、佐和田の5地区)と下地島の街路樹の一部は根こそぎなぎ倒されて歩道をふさいだ。また歩道や車道には折損した枝や葉が散乱。住民らがボランティアで片付けたが、重い倒木の一部は現場に残されている。
大勢の市民が参加する清掃では、土地改良区域内の農道(車道・歩道)を中心に行い、佐和田の浜では漂着ごみの撤去作業を実施する。