葛西選手ら合宿始動/土屋ホームスキー部
メンタル、体力面強化
2014年ソチ五輪スキージャンプ個人ラージヒルの銀メダリスト、葛西紀明選手ら、土屋ホームスキー部のメンバーが19日、宮古島でのキャンプを始動した。宿舎の中庭で、ヤシの木の間に張ったテープの上を歩きバランス感覚を磨く練習などをした。
一行は6月8日まで滞在し、体幹トレーニングや体の絞り込み、メンタルと体力面の強化などに取り組む。
葛西選手は「宮古島での合宿は10回を超えると思う。毎年ビーチバレーの開催に合わせて日程を組んでいる。今年も出場する」と笑顔で話した。
ビーチバレー出場について「砂地でジャンプをしたり、機敏な動きをしたりすることは、スキージャンプにも、とても有効な練習になる。楽しみながら鍛えられる」と述べた。
同行しているヤンネ・バータイネンコーチは宮古島の合宿について「合宿には気温26~27度が最適。宮古島は気温も安定しているし、移動距離も短くて済むし、静か。キャンプ地の環境としてはとてもいい」と合宿地としてのメリットを語った。
葛西選手は「人も温かいし、食べ物もおいしい。寒いとけがをする可能性があるので、この温かさはとても良い」と述べた。