産業・経済
2015年5月21日(木)9:00
県内最大の21億2400万円/台風6号
宮古地区葉タバコ被害
【那覇支社】県農林水産部が18日に発表した台風6号による県内の農林水産業被害総額(第3報)は28億6000万円となり、先島・北部地区の葉タバコ被害が最も大きく24億5823万円に上った。
そのうち、葉タバコでは宮古地区が最大の被害を受けて21億2446万円。北部地区で2億2853万円、八重山地区で8853万円となった。
宮古地区の被害額は葉タバコを含め24億6266万円で、サトウキビが折損・倒伏で2億2224万円、ゴーヤーやトウガンなど野菜が1億315万円、ハウスなど施設関係が3件で411万円だった。
水産業関連では養殖モズクの流出などで840万円、漁具倉庫など施設関係が4件で19万円、漁船の損壊1隻で10万円、沈没した1隻の被害額は現在調査中となっている。