エコアイランドの取組確認/県議会経済労働委
関連施設などを視察
宮古島視察のため20日に来島した県議会経済労働委員会(上原章委員長)の委員12人は21日、エコ関連施設を見学。来間島再生可能エネルギー100%自活実証事業やメガソーラー実証研究設備での取り組み状況などについて、市エコアイランド推進課職員らから説明を受けた。
委員たちは、市エコアイランドPR館「エコパーク宮古」で市が取り組むエコ関連事業の概要について話を聞いた後、バイオエタノール製造施設、再生可能エネルギー100%自活実証事業が実施されている来間島、メガソーラー実証研究設備を見学した。
メガソーラー実証研究設備では、沖縄電力による実証実験が行われていて、発電された電力は島内で消費されていること、電力会社による電力買取事業により宮古島でも家庭用太陽光発電システムが急速に普及し、電力需要が低下する冬場には電力が余る結果となり、買い取りのための接続申し込みが保留される状態となっていることなどを担当職員が説明した。
上原委員長は今回の視察について「いろいろと学ぶことが多く、課題も多いことが確認できた。県議会も一緒になってエコアイランドへの取り組みを行っていきたい」と語った。