7月25、26日 宮古島夏まつり
引き踊りが復活へ/実行委で承認
今年の宮古島夏まつりが7月25、26の両日開かれる。市制施行10周年を記念し、10年ぶりに伝統の引き踊り(パレード)が復活する。旗頭を先頭に各地区の伝統芸能や市役所、金融関係など15団体、企業の参加を予定している。コースは西里、市場、下里の3通り。28日に宮古島商工会議所で開かれた同まつり実行委員会で、要項や予算書などを承認した。
初日は豊年祈願祭で幕開けし、歩行者天国、アームレスリング大会、ダンスパフォーマンス、高校生ライブ、路上アトラクション、ちびっ子駅伝大会を行う。
2日目は、祭りの目玉であるパレードとミス宮古発表会、大綱引きでフィナーレを飾る。
実行委員長の下地義治宮古島商工会議所会頭は、今年は市制施行10周年と同会議所創立40周年の記念事業として位置づけることを強調。「パレードを復活させ、例年以上に華やかな祭りにしていきたい」と各委員に協力を呼び掛けた。
出席した委員からは「パレードの盛り上がりが地域の活性化につながる。応募を待つのでははく、地域の伝統芸能団体や企業、各種団体をリストアップし、声を掛けて参加を依頼してほしい」と担当者に促した。
祭りの最後を飾る大綱引きは、例年の約80㍍の長さを今回は20㍍伸ばして100㍍にし、大勢の市民に綱を引いてもらうことにしている。