羽地氏ら全国功労表彰/県法人会連合会総会
15年度事業計画など承認
【那覇支社】県法人会連合会(比嘉正輝会長)は28日、那覇市内のホテルで第3回定時総会を開き、2015年度事業計画や収支予算などを全会一致で承認した。任期満了に伴う役員改選により、新会長に前副会長で那覇法人会長の大城勇夫氏(琉球銀行相談役)を選出した。
副会長には那覇法人会副会長の玉城義昭氏(沖縄銀行頭取)や沖縄宮古法人会長の野津武彦氏(野津商事会長)ら6氏が選任された。役員任期は2年。
総会では表彰式が行われ、宮古法人会副会長の羽地昇子氏(みなせ社長)ら6氏に全国法人会総連合功労表彰が伝達された。会員増強推進優秀単位会表彰に宮古など4法人会が選ばれた。同連合会副会長として功労のあった湧川弘範氏(宮古測量設計コンサルタント社長)ら退任役員の6氏に感謝状が贈られた。
表彰式の後、羽地氏は「全国表彰され感無量。平成9(1997)年に宮古の女性部会を設立したのを思い出す。今後も法人会の発展と共に地元企業の発展につなげるよう少しでも手伝いできればと思う」と喜びを語った。
15年度事業計画では、法人会の原点である「税」に関する活動に重点を置き、eーTax(国税電子申告・納税システム)の普及や消費税期限内納付の推進、税の啓発活動などに取り組むとしている。
同連合会によると会員数は14年12月末現在、県内6法人会で計6052社、うち宮古法人会は216社となっている。