第40回二季展始まる/花ギャラリーTOMOE
個性あふれる30点展示
絵画サークル「二季会」(砂川幸夫会長)の第40回「二季展」が29日、平良西里通りにある花ギャラリーTOMOEで始まった。会場にはアクリル画、水彩画など会員の個性あふれる作品30点が展示されている。展示会は31日まで。入場は無料で、時間は午前9時30分から午後5時まで。
今回で40回目の節目を迎える同展について、砂川会長は「会員も少しずつ増えて展示される作品も個性豊かなものが増えてきている。これからも会員とともに宮古の文化や自然など原風景を作品に反映させていきたい」と述べた。
今回、展示されている作品の中には 昨年開催された「第37回白亜展」(白亜美術協会)で優秀賞(クサカベ賞)に輝いた三井咲子さんの「アダン」も展示されている。
同会は、毎月第2日曜日午後2時~3時30分まで、市立図書館北分館で定例会を開催し、会員相互に作品を持ち寄って、作品の批評や意見交換を行っている。
そのほかにも、郊外に出て宮古の自然、風物に接しながらスケッチ会も開催している。
二季会は1956年3月に結成された。前身は「宮古美術同人会」。結成6カ月後に第1回美術同人展を開催し、この展示会を機に会の名称を「二季会」に改め、年に2回、春と秋に展示会を開催している。
会員は16人で今回は13人が作品を出品している。
出品者は次の皆さん。(敬称略)
のひなひろし▽西里恵子▽下里旨源▽金城芳明▽天沼久雄▽三井咲子▽池間恵子▽佐渡山政子▽島袋正弘▽池村嘉則▽与那嶺達男▽砂川幸夫▽友利恵勇