市民に還元できる活動へ/15年度総会開く
市文化協、今年は創立10周年
宮古島市文化協会(大城裕子会長)の2015年度定期総会が29日、市内レストランで開かれた。「方言大会」や市民総合文化祭などを盛り込んだ15年度の活動計画や約680万円の予算などを原案通り承認した。予算額は前年度に比べ倍増した。大城会長は、今年は同協会創立10周年であることを強調。式典・祝賀会の開催や記念誌の発刊、さらには合併10年に当たることから、市民文化祭をこれまでの3日間から5日間にし内容を充実させる考えを示した上で「これからも市民に還元できる文化活動にまい進していきたい」とあいさつした。
総会で承認されたのは▽14年度活動計画▽14年度決算報告及び会計監査報告▽15年度年間活動計画▽15年度予算▽会則改正▽役員の承認-の計6議案。
このうち、15年度の活動計画では第22回鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会(7月12日、マティダ市民劇場)、第10回市民総合文化祭(10月14~18日、市中央公民館)、市文化協会10周年記念式典・祝賀会(11月3日、ホテルアトールエメラルド宮古島)などを予定している。
同協会は昨年度新規に、太鼓芸術集団「鼓童」の交流公演、「魅力再発見!宮古の織物交流会」、「温故知新~島の自然と文化を味わう」と題した「みゃーく・ワークショップ」を開催。大城会長は「この3事業を通して文化協会の役割とは何かを探ることができた。それを今年度の活動に生かしたい」と決意を示した。
役員は次の通り。
【顧問】伊志嶺亮▽佐渡山正吉▽立津精一▽友利吉博▽下地敏彦【会長】大城裕子【副会長】砂川春美▽下地徹▽洲鎌律子【理事】下地悟▽下地和宏▽根間義雄▽野原勝也▽川満好信▽翁長靖夫▽下地昭五郎▽前里芳人▽親泊宗秀▽仲間明典【監査役】前川尚誼▽奈良俊一郎【事務局長】佐渡山政子【事務局次長】松谷初美