スポーツ
2015年6月4日(木)9:00
大生(宮高)が優勝/県高校総体 ボクシングミドル級
【那覇支社】ボクシングの県高校総体最終日は3日、糸満市の沖縄水産高校で全8階級の決勝を行い、ミドル級で大生(おおばえ)貴哉(宮高3年)が優勝した。
大生は決勝で、積極的に前に出る攻撃を展開。スタミナ切れの相手に連打を浴びせ、何度もロープに追い詰めるなど優勢に試合を進め3-0で判定勝ちした。
大生は「第1ラウンドは相手の出方を見て第2、第3ラウンドは監督の指示で、がむしゃらに前に出た」と振り返った。
大会の3週間前から監督宅で合宿し、走り込みでスタミナがついたことを要因に挙げ、九州大会(宮崎県)では「積極的に前に出るスタイルを貫いて1勝したい」と抱負。「父の出身地の宮崎に住む祖父母や親戚を試合会場に呼んで、自分の戦いぶりを見せたい」と話した。
知念健次監督は「優勝は徹底した走り込みの成果。前進あるのみで後ろに退かないよう注意した。絶対に負けないというアララガマ精神が発揮されて良かった」と話した。