優雅な舞に拍手喝采/婦人連合会演芸会
17団体が活動成果を発表
第49回婦人の演芸会(主催・宮古地区婦人連合会)が6日、マティダ市民劇場で開催された。各学区の婦人会を中心に計17団体が出演し、琉舞や日舞など日ごろの婦人会活動の成果を発表して観客を魅了した。
演芸会のスローガンは「人と人、心と心をつなぐ地域婦人」。はじめに島尻清子会長ら連合会役員が「トウガニあやぐ」を踊って幕開けを飾った。
あいさつした島尻会長は「この演芸会は、社会、地域を明るくするための活動」と意義を強調。その上で「今年は宮島学区婦人会が25年ぶりに出演するほか、特別出演として日本文化普及協会が十二単衣着装を披露する。ゆっくり堪能してほしい」と話し、会員総出の演芸会を楽しむよう呼び掛けた。
この後、各学区の婦人が次々と踊りを発表した。華やかな衣装と優雅な舞に観客の目はくぎ付け。出演者のステージパフォーマンスに歓声と拍手を送った。
25年ぶり出演の宮島学区は「よさこいソーラン」を披露。真っ赤な法被を身にまとい、頭にはねじりはちまきという出で立ちで威勢良く踊った。
東学区は「峰子のマドロス」で会場を沸かせ、上野学区は「平安名のまちゃがま」を踊って観客の視線を一身に集めた。
伊良部学区は迫力の演舞で喝采を浴び、西辺学区は優雅な踊りで会場を和ませた。
日本文化普及協会は「十二単衣着装」で日本文化の奥深さを伝えた。装束の重さは約20㌔もあるとし、その豪華な着物に観客はうっとりと見入っていた。
引き続き平一、北、佐良浜、福嶺、鏡原の各学区の婦人が練習の成果を発表して観客を楽しませた。最後は出演者全員でクイチャーを踊り、盛況を博した演芸会の幕を閉じた。