宮古島大使に葛西さん/10人目の認定
「島の良さ伝えたい」
2014年ソチ五輪スキージャンプ個人ラージヒル銀メダリストの葛西紀明さん(43)が8日、宮古島を内外にアピールする宮古島大使に認定された。葛西さんは「大好きな宮古島。これまで以上に島の良さを宣伝したい」と笑顔で話した。
葛西さんは01年から宮古島でトレーニングを行っており、ほぼ毎年この時期に来島して練習に励む。
合宿期間中は、イベントや住民との交流会に積極的に参加して島の良さを自ら吸収。今では「宮古島は第2の古里」と言うぐらい宮古島のファンになった。
認証式が8日、市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長が「これからも宮古島の発展に力添えを」と話して認定書を交付した。
葛西さんは宮古島の魅力について「人が温かく、ぼくのことも一生懸命に応援してくれる。その気持ちが本当にうれしい。海も、白い砂浜も、食事も本当に素晴らしい。宮古島に住みたいぐらい」と笑った。その上で「今まで以上にこの島の素晴らしさをいろいろなところで宣伝したい」と大使としての抱負を話した。
宮古島大使は、葛西さんのほかに9人いて、ミュージシャンの江川ゲンタさんをはじめオペラ歌手の中丸三千繪さん、元関脇の渡辺大五郎さん、庭園デザイナーの石原和幸さんらも名を連ねている。
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(2022年2月8日配信)