新年度事業計画など承認/市総合博物館協議会
初のナイトミュージアムも
2015年度市総合博物館協議会(下地和宏会長)が10日、同博物館研修室で行われ、14年度の事業報告や15年度の事業計画について確認した。今年度は企画展として7月に「宮古のピルマス話」を予定している。
あいさつで奥原一秀生涯学習部長は「委員の協力のおかげで昨年度は多くの事業が展開できた。また、来館数も1万2000人を超えた。15年度も多くの人々に喜ばれる企画が開催できるよう皆さんの協力をお願いしたい」と述べた。
15年度の企画展としては、7月17日~9月1日まで「宮古のピルマス話」を開催。宮古のピルマス(不思議なもの)をテーマに、自然、歴史、考古、民族の中の不思議な話を紹介する。
また、関連行事として8月1日に開館以来、初の試みとして夜の博物館を特別に体験できる「ナイトミュージアム」(午後7時30分~同9時30分)も開催する。
特別展示としては、現在実施している「慰霊の日関連特別展示」や10月には「平成24、25年度新収蔵展」も計画している。
そのほか、年度を通して「子ども博物館」を計6回開催するほか、8月には沖縄国際大学総合文化学部の稲福政斉非常勤講師による「宮古の盆」をテーマにし講演会も予定されている。