求人票の早期提出を要請/県立学校長会など
新規高卒採用枠で会議所に
宮古地区県立学校校長会(会長・平良智枝子伊良部高校校長)と宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古)の天願秀美所長、下地敏彦市長らが12日、宮古島商工会議所で、下地義治会頭に2016年3月新規高卒予定者の採用枠の確保と求人票の早期提出などの要請をした。
平良会長は、採用計画の早期樹立と求人票の早期提出▽採用枠の確保・拡大▽採用内定の早期化▽宮古特別支援学校高等部新規卒業予定者の雇用促進-が記された要請書を下地会頭に手渡した。
下地会頭は「常議員会と議員総会で、会員にこの要請書の内容を、早期にやるようにお願いする。企業も良い職場でありながら、採用枠を広げていきたいと思う」と述べた。
要請には商工会議所の砂川恵助専務理事、宮古高校の本村博之校長、宮古総合実業高校の具志堅三男校長、宮古工業高校の伊志嶺秀行校長と宮古特別支援学校の喜久山強校長が同席した。
校長会と天願所長はこの後、県中小企業家同友会宮古支部(砂川淳一支部長)を訪れ、同様の要請を行った。
ハローワーク宮古によると、管内の2015年3月卒業の就職内定率は96・7%(3月末時点)で、県の88・4%を上回る高さとなった。