景色満喫サイクリング/ツール・ド・宮古島
強い日差し浴び199人/きょうはロードレース
第8回ツール・ド・宮古島2015(主催・宮古島市ほか)サイクリングの部が13日、平良港トゥリバー地区をスタート・フィニッシュ地点として行われた。114㌔と83㌔の2種目に計199人が参加。太陽の強い日差しに汗を流しながらも、伊良部大橋から見る海など宮古島の美しい景色を楽しみながら思い思いのペースで自転車を走らせていた。きょう14日はロードレースの部が行われる。
今大会は、宮古島市制10周年記念記念事業と位置付け開催。今年1月30日に開通した伊良部大橋がコースに盛り込まれ、距離が昨年までの100㌔と60㌔から114㌔と83㌔に延長された。スタート前の開会式で長濱政治副市長は「暑いが、暑い以上に楽しさがあると思う。最後まで頑張って」と参加者を激励した。
114㌔、83㌔ともに正午、一斉にスタート。伊良部大橋を渡って折り返してくると、114㌔は池間島、東平安名崎、来間島を経由して島を一周、83㌔は池間へ向かう途中、宮古特別支援学校手前で右折し東海岸へ出て、東平安名崎を回ってトゥリバーへ戻るコースでサイクリングを楽しんだ。
114㌔に参加した品田毅仁さん(29)=神奈川県=は「昨年、宮古島へ遊びに来た時、この大会を見て自分でもやってみたいと思い自転車を始め、今回、出場した。伊良部大橋から見える海やサトウキビ畑など景色が良く気持ちよかった。暑くはあったがチェックポイントで氷をもらったり水を掛けてもらったりして助かった。来年もぜひ参加したい」。83㌔に参加した田中希久絵さん(42)=宮城県=は「天気が良すぎて暑さとの闘いになった。平坦な島と聞いていたがアップダウンもありきつかった。伊良部大橋は景色を見ながら走ることができ良かった。来年は頑張ってロードレースに挑戦してみたい」とそれぞれ語った。