園児114人が熱演/かぎすま安全なまちづくり推進協
出演保育園に賞授与/「イカのおすし」ダンスコン
「イカのおすし」創作ダンスコンテスト(主催・宮古かぎすま安全なまちづくり推進協議会)が20日午後、マティダ市民劇場で行われた。入江、ゆめの子、つくし、未来、リズム保育園の園児が「イカのおすし」をテーマに創作ダンスを発表し、合わせて114人の園児が熱演した。出演した保育園にはそれぞれ賞が贈られた。
同協議会の会長を務める下地敏彦市長は「このダンスコンテストは、子供たちの防犯をしっかりやろうということ。地域が一緒になって子供たちをしっかり見守り、育てることを確認したい」とあいさつ。
宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「園児たちが『イカのおすし』をいろいろな振付で踊る。『イカのおすし』を浸透させながら、地域の子供たちは地域で守る。防犯協会もしっかりと活動するので、地域の皆さんも協力お願いしたい」と述べた。
また、宮古島署の瑞慶山力署長は「子供を犯罪被害から守るため2004年に警視庁が『イカのおすし』の標語を考案した。この標語をしっかりと覚えて、悲惨な事件事故に遭わないようにしてほしい」と呼び掛けた。
「イカのおすし」は小学校低学年以下の児童を対象に、知らない人に声を掛けられられても、「イカ」はイカない▽「の」は車に乗らない▽「お」は大声を出す▽「す」はすぐ逃げる▽「し」は大人に知らせる-を示した標語。
信号の意味や横断歩道の安全な渡り方などの交通安全講話の後、表彰式が行われた。
会場ロビーでは白バイなどを展示する「ミニ警察展」も実施した。
コンテストの結果は次の通り。
チームワーク賞=入江保育園▽パワフル賞=リズム保育園▽リズミカル賞=未来保育園▽ベストドレッサー賞=つくし保育園▽チャーミング賞=ゆめの子保育園