11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
政治・行政
2015年6月25日(木)9:00

93.39%で過去最高更新/14年度市税徴収率

前年度比1・50ポイント増加/コンビニ収納で利便性アップ


会見で市税徴収実績を発表する(右から)下地市長、村吉順栄総務部長、垣花秀昭納税課長=24日、市長室

会見で市税徴収実績を発表する(右から)下地市長、村吉順栄総務部長、垣花秀昭納税課長=24日、市長室

 宮古島市の2014年度市税徴収率は93・39%と、前年度の91・89%を1・50ポイント上回り、徴収率の過去最高を更新した。下地敏彦市長らは24日、市役所平良庁舎で会見を開き、徴収実績を発表するとともに、コンビニ納税の導入などが徴収率向上に貢献しているとの考えを示した。

 市が14年度に市税全体で徴収すべき税額(調停額)は51億5737万5000円だったのに対し、収入済額は48億1657万6000円、徴収できていない収入未済額は3億4079万9000円で、前年度と比較すると収入済額は1億3058万円増加し、収入未済額は7285万円減少した。徴収率は現年度課税分が0・17増の97・79%、滞納繰り越し分は9・44ポイント増の38・64%で合計は1・50ポイント増の93・39%となった。

 各種税別に徴収率を見ると、市民税は前年度比0・57ポイント増の95・33%、固定資産税は2・47ポイント増の91・27%、軽自動車税は0・26ポイント増の90・94%でいずれも前年度を上回った。

 会見で下地市長は徴収率が向上している主な要因として、滞納整理の早期着手や滞納処分による差し押さえの徹底、13年度から実施しているコンビニ納税の増加などを挙げた。「昼でも夜でも納められるコンビニで納税できる利便性が大きく影響していると思う」との考えを示すとともに、「15年度も引き続き税負担の公平性という観点から徴収率の向上に取り組んでいきたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!