県が販路拡大をサポート/離島特産品支援事業で説明会
離島の事業者が連携して行う特産品のブランド化や販路拡大などを県がサポートする「2015年度離島特産品等マーケティング支援事業」の説明会が24日、県宮古合同庁舎で開かれた。市内の事業所や団体から担当者ら約20人が参加し、事業概要や応募方法などを聞いた。
同事業は沖縄県物産公社と沖縄TLOで構成する同事業実施共同体が県から委託を受け実施するもの。離島地域の事業者など3団体以上からなる地域連携企業体が対象で、これまでに開発された離島特産品のブランド化や販売戦略の構築、推進を支援し、それに掛かる経費の10分の9以内を450万円を上限として県が補助する。今年度は3団体への支援を予定している。
募集期間は7月23日までで、応募申請書の受付期間は同22日と23日のみとなる。支援期間は契約締結日から2016年2月29日まで。
説明会では担当職員が、採択された事業に対しては経費補助のほか、地域連携企業体組織運営支援や専門家らによるマーケティング、ブランディング戦略策定支援、イベントや物産展、商談会への出展支援などが受けられることを紹介。応募申請書の記入法や選定基準、選考までのスケジュールを具体的に説明した。
同事業に関する問い合わせは沖縄TLO(電話098・895・1701)まで。