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産業・経済
2015年6月28日(日)9:00

県供用種雄牛選抜を祝う/島尻生まれ「光北福」号

県供用種雄牛選抜を盛大に祝う生産者の皆さん=26日、パーントゥの里会館

県供用種雄牛選抜を盛大に祝う生産者の皆さん=26日、パーントゥの里会館

 平良島尻の畜産農家、友利光雄さん(62)の牛舎で2008年12月8日に生まれ約半年飼養されて後、翌年6月から県畜産研究センターで飼養されている「光北福(みつきたふく)」号がこのほど、県供用種雄牛に選抜されたことを受け、島尻和牛部会(手登根正会長)は26日、パーントゥの里会館で祝賀会を開いた。生産者の友利さんは「今年は光北福が生まれてから7年を迎える。「光北福」号の父は県内最高種牛として有名な北福波号なので、今後父を越える成績を残してほしい」と期待を込めた。

 光北福号は、高品質な子牛生産能力を検定する現場後代検定で、歴代県有牛最高の肉質上物(4~5等級)率83・3%を記録し、県が推奨する県供用種雄牛に選抜された。

 17年に開催される全国和牛能力共進会の第9区の出品候補種付種雄牛となっている。

 光北福号の父北福波号は精液を供給していた14年度8月までに市場取引された子牛は3万7000頭、販売額は144億超とされる。光北福号は、それを超える種雄牛として期待されている。

 主催者を代表して手登根会長は「光北福号の県供用種雄牛の選抜おめでとう。光北福号は父の北福波号の後継牛として期待は大きい」とあいさつ。

 来賓で出席した県家畜保健衛生所の仲村敏所長と宮古和牛改良組合の砂川栄一組合長が友利さんをたたえ、今後の光北福号を父とする肉用子牛の評価に期待を寄せた。

 舞台は、祝賀舞踊「かぎやで風」で幕開け。趣向を凝らした演目が披露され、盛り上がった。


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