11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
教育・文化
2015年7月1日(水)9:00

茅輪くぐり健康願う/宮古神社で夏越の大祓

茅輪をくぐり無病息災を願う来場者たち=30日、宮古神社

茅輪をくぐり無病息災を願う来場者たち=30日、宮古神社

 今年1月から半年のけがれなどをはらい清める神事・夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)が30日、宮古神社で行われた。

 家族連れなど大勢の市民が訪れ、神主によるおはらいを受けた後、神殿前に設けられた茅輪をくぐり半年間の心身の大掃除と、無病息災、健康長寿を祈願した。

 大祓とは毎年、6月と12月に行われる神社の年中行事。日常生活の中で知らず知らずのうちに重ねてきた罪やけがれを型代(かたしろ)という紙製の人形(ひとがた)に移してはらい清めるとともに、半年の平穏無事を願ってススキを束ねて作った茅輪をくぐる。毎年6月と12月に行われ、6月に行われるものを夏越の大祓と呼ぶ。

 来場者たちは神主からおはらいを受け、切麻(きりぬさ)」と呼ばれる細かく切った紙と麻を両肩に掛けて身を清めた後、境内に設けられた茅輪を3回くぐって、年末まで残り半年の無病息災を祈願した。

 家族3人で訪れた濱川亨さん(53)は「毎年、家族で訪れている。1年が半分過ぎたことの節目であり、さらにこれからの半年も元気で過ごせるようおはらいした」と笑顔で話した。

 茅輪くぐりの後には、ちびっこらんど・ニライカナイによる祭り太鼓の奉納演舞も行われた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!