産業・経済
2015年7月3日(金)9:00
地元産品の優先使用を
伊良部商工会 市と議会に要請
宮古島市伊良部商工会の大浦貞治会長らが1日、市役所平良庁舎を訪れ、宮古島市と議会に地元産品の優先使用などを求めた。
毎年7月は県産品奨励月間。県産品使用奨励の啓発と需要拡大の喚起ほか、産業の振興と雇用拡大に資する活動が展開される。伊良部商工会の要請は、この月間活動の一環。
要請書では「地域中小零細企業は技術力や資本蓄積の不足などで大企業と比較して不利な状況にある」と訴えた。その上で、「商工会会員も生産技術および品質向上を図り、懸命に努力していく」とし、市で使用する物品等における地元産品の優先使用を求めた。併せて「公共工事は地元企業を優先すると同時に、市民にも地元産品優先使用の意識高揚を図ってほしい」とする要請を行った。