28日から大型客船就航/スタークルーズ社
10月まで 中国から毎回1500人予定
スタークルーズ社沖縄地区総代理店の沖縄シップスエージェンシーの松田美貴会長が3日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね今月28日から同社の「スーパースターリブラ号」(全長216・3㍍、4万3000㌧)が平良港に就航することを報告した。
今回の運航は、10月末までの季節運航で、毎週火曜日(期間中14回入港)に中国の廈門(アモイ)から中国人観光客1500人を乗せて、平良港下崎ふ頭に就航する。
報告を受けた下地市長は「クルーズ船の就航の通知を受けてとてもうれしい。毎週火曜日に入港の際には多くの観光客が島を訪れると思うので受け入れ態勢をしっかり整えたい」と述べた。
松田会長は「これまで検疫所が宮古には無くてなかなか就航できなかったが、那覇検疫所にお願いしたところ検疫官を2人派遣することが可能になり、関係機関の協力を得ることができて今回の就航にこぎ着けた。毎月6000人の観光客が宮古に訪れるのを楽しみにしてほしい」と話した。
スーパースターリブラ号は、毎週火曜日の午前9時に入港し、島内観光などを行い午後7時に那覇に向けて出航する。