20団体、個人が出演/更生保護女性会チャリティーショー
更生保護施設に寄付金贈る
2015年度宮古更生保護女性会第31回チャリティーショーが4日、マティダ市民劇場で行われた。チャリティーショーは同女性会役員らによる「とうがにあやぐ」で幕を開けた。同ショーには琉舞練舞場や教室、小学校の児童や歌手の宮京子さんら、約20の団体、個人が出演した。また、同女性会から那覇保護観察所の原沢和茂所長に「更生保護施設などのために役立ててほしい」と収益金の中から寄付金を贈った。
同女性会の砂川芳子会長は「会は今年で結成41年。先輩たちのパワーと歴史の重みを真摯に受け止め、女性会の理念のもと、地域貢献に努めていきたい」とあいさつした。
市福祉部の譜久村基嗣部長が市村会長を務める下地敏彦市長の「女性会や各団体から演舞出演する皆さんは日ごろの練習の成果を存分に披露して楽しいステージとなることを願っている」との祝辞を代読した。
舞台は琉舞を中心に日舞やベリーダンス、宮京子さんの歌謡が披露され、出演者、聴衆ともに舞台を楽しんだ。
同チャリティーショーは更生保護活動の啓蒙と、資金醸成などを目的に毎年開催されている。
更生保護と同女性会 非行や犯罪に陥った人たちが再び社会の一員として立ち直るのを助けようとする制度。女性会は社会の人たちに更生保護への理解と協力を得るための運動を展開し、地域に更生保護の土壌をつくる活動と、非行や犯罪を防ぎ、立ち直りの支援をしているボランティア団体。