プレミアム商品券販売始まる
200店舗で利用開始/地域経済活性化に一役
地域経済活性化を目的に宮古島商工会議所(下地義治会頭)発行する「美ぎ島宮古島プレミアム商品券の販売と使用が7日、始まった。販売場所となった市中央公民館には、午前9時の発売前から多くの市民らが列をつくり、発売を待った。平良地区での販売は11日まで。暴風警報が発表された場合は販売を中断し、予定されている各地区の販売終了後に改めて販売する。販売日は後日発表する。
発売に先立ち下地敏彦市長は「商品券の販売がきょうから始まる。車海老などの宮古島の特産品をたくさん食べてほしい。ぜひ活用して地域経済の活性化につなげてもらえればうれしい」とあいさつした。
下地会頭は「皆さんこの商品券で宮古島を活性化させてほしい」と販売開始を宣言した。
購入した70代男性(平良西仲宗根)は「地域の活性化につながる良い制度。プレミアム券で食品や日用品を購入する。暑いのでビールも買いたい」と笑顔で話した。
プレミアム商品券の使用期限は今年の12月31日まで。登録している市内の店舗などで使用できる。使用できる店舗は宮古島商工会議所のホームページ(http://www.miyakojima-cci.jp/index.html)から「美ぎ島宮古島プレミアム商品券」の詳細で確認することができる。
プレミアム商品券は▽普通プレミアム券(500円券×13枚つづり)▽多子世帯プレミアム券(500円券×14枚つづり)▽E3プレミアム券(500円券×14枚つづり)▽指定特産品等プレミアム券(1000円券×14枚つづり)-の4種類でそれぞれ特典や条件が異なる。購入限度額は各種類とも3万円まで。種類によって異なるが、商品券の額面よりも30~40%安く購入でき、商品券は額面の金額で買い物ができる。
11日以降の販売場所は、13日から17日が下地、21日から24日は伊良部、27日から31日は上野、8月3日から7日は城辺。各窓口での販売枚数は各地域の人口割りで振り分けるが、居住地域に関係なくどの窓口でも購入できる。販売時間は中央公民館も含めいずれも午前9時から午後3時。代理購入は不可で、購入時には免許証など本人確認証の提示が必要となる。
問い合わせは専用センター(電話03・6627・0318)まで。