空の便欠航相次ぐ/台風9号
3大橋は通行止め
台風9号の影響で9日、交通機関に影響が出た。台風の接近で伊良部、池間、来間大橋は同日午後5時すぎに通行止めとなった。宮古空港発着便の欠航が相次ぎ、約2000人に影響が出た。
空港ロビーは搭乗便の変更や欠航便の手続き、空席待ちの観光客らで、朝から混雑した。静岡県から2泊3日で観光に来ていた30代、50代の女性は「宮古島は2回目。予約便が欠航になったので、空席待ち。滞在中は天気が良かったので宮古島の海を満喫した。最後の日に足止めになった。これも旅のうちかな」と話していた。
宮古空港発着の空の便は、日本トランスオーシャン航空(JTA)琉球エアーコミューター(RAC)が17便、全日空(ANA)7便が欠航した。RACが宮古-那覇間で臨時便を運航するなどで一部に対応した。
10日はJTAはあらかじめ欠航が決まった便はない。RACの宮古-石垣(833便)、宮古-多良間(891便)の2便、ANA、宮古発着の2便(1721、1722便)の欠航が決まっている(9日午後6時現在)。
一方、海の便は、大神海運が全便欠航した。10日の運航は天候を見て判断するとしている。