今年は8月23日に開催/10RUN実行委が参加呼び掛け
高校生が主体となって地域の福祉施設などを支援するための募金活動イベント「チャリティーフェスタ10(ワンオー)RUN(ラン)2015」が8月23日午前9時~午後7時まで、市陸上競技場で行われる。今回は学校単位と飛び入りを含めた計8チームが出場を予定。滋賀県や台湾の高校生たちとも同イベントを通して交流を図る計画だ。実行委のメンバーが13日、JC会館で記者会見し、イベントの概要を発表するとともに企業や市民に参加と協力を呼び掛けた。
2004年に始まった同フェスタは今回で12回目。1チーム30~50人で編成し、リレー形式で10時間走り続ける。トラック一周単位で募金額を設定し、10時間で走った回数に応じて募金してもらう。
これまでの募金総額は約590万円で、延べ40施設・団体などに贈られている。
会見で実行委員長を務める西里萌亜さん(宮高1年)は「10RUNの魅力は、頑張れば頑張った分、募金額が上がるので大きな達成感が生まれる。また、寄付先をチームごとに決め、直接、寄付先の団体に手渡すので、行き先がはっきりと分かり、安心して募金できる」と開催の意義と目的を強調。「私たちの助けを必要とする人や団体がいるということを意識しながら、みんなで一つになって取り組んでいきたい」と決意を示した。
実行委は、宮古地区4高校の生徒で構成。これまでは3年生が主体だったが、今回はほとんどが1年生。西里委員長は「1年生が主体となることで(ノウハウなどを)次回につなげていくことができる。高校生が頑張っているということをアピールし、全国に広めていきたい」と話した。
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