9月にプラネタリウム/市制施行10周年記念事業
数百万個の星空表現
第2回実行委 記念式典は10月1日
宮古島市市制施行10周年記念事業で、400万個以上の星を表現できるプラネタリウム「メガスター」の上映が行われる。実施日は9月25日から3日間。市中央公民館に設置するスクリーンに幻想的な宇宙空間を映し出す。16日の市制施行10周年記念事業実行委員会の会議で確認。サッカー教室や花火、ライブコンサートなど新規事業の実施も決めた。10周年記念式典は10月1日に開催する。
2005年に五つの市町村が合併して誕生した宮古島市は今年10月1日、市制施行10周年を迎える。
これを踏まえて昨年12月に10周年記念事業実行委員会を結成。関係団体の代表が委員を務め、事業内容の検討を進めてきた。
16日の第2回実行委員会では、実行委員長を務める下地敏彦市長が「今後進める事業についても皆さんの協力を頂きたい。各事業に対するアイデアを募りながら、内容の充実に努めていきたい」と述べた。
この後、これまでに実施した事業のほか、8月以降に行われる7の新規事業を確認した。冠を付ける連携事業は▽みやこじま青少年国際音楽祭▽カギマナフラin宮古島▽エコアイランド宮古島マラソン▽宮古島市民総合文化祭-など。
特別事業として▽メガスター上映▽サッカー教室▽記念シンポジウム▽花火▽ライブコンサート▽NHKのど自慢-を行う。
メガスターは9月25日からの3日間で、午前10時と午後2時、同4時の3回上映する。場所は市の中央公民館で入場は無料。
今回は、小学生のころからプラネタリウムの製作に取り組み、1998年に投影星数560万個のギネスワールドレコードに認定された実績を持つ大平貴之氏が製作したメガスターの上映と講演が行われる。
そのほか、みやこじま青少年国際音楽祭には音楽家の坂本龍一さんを代表とする東北ユースオーケストラが参加する。9月の宮古島ウイークにはサッカー教室やシンポジウムを開催。シンポジウムでは、医師の友利新さんをはじめ、下地市長や関東宮古郷友会連合会の土井幸子会長らがパネリストを務める。
10月は夜店祭りに合わせて花火を打ち上げる。11月は産業まつりの中でライブコンサートを実施し、来年1月にはマティダ市民劇場でNHKのど自慢を開催する。9日に予選、これを勝ち抜いた20組が10日の本選に出場する。
記念事業に投じる予算は1050万円。すべて市の補助金で賄う。歳出の内訳は事務局費として480万円を計上、宮古島夏まつりには80万円を拠出する。メガスター上映には250万円、ライブコンサートには150万円を計上した。