島産マンゴーを活用/スイーツグランプリ
来月30日に結果発表
宮古島を代表する銘菓誕生を目指して「マンゴースイーツグランプリ2015」(主催・マンゴー共和国実行委員会)の開催式が30日、島の駅みやこで行われた。島産マンゴーを活用した代表的なスイーツを目指し、今回は四つのメーカーの商品がエントリー。来月1日から25日まで商品の店頭販売と投票が行われ、8月30日に結果発表と表彰式が行われる。
エントリーしたのは、バナナケーキのモンテドールが「宮古島(ハート)マンゴーのダックワーズ」、けーきはうすが「マンゴー雪しずく」、cafe373が「マンゴーDeちんすこう」、雪塩菓房が「雪塩ふわわマンゴー味」の4店舗で、それぞれの商品価格は216円(税込み)となっている。
同イベントは、宮古島の菓子店、飲食店が対象で、エントリーした各店が自慢のマンゴースイーツを島の駅みやこで販売し、投票行動を経てグランプリが決定する。
選出方法は、商品が購入されると、その商品にポイントが加算されるほか、商品の味のみならず、作り手の思いやパッケージ・ネーミングも採点の対象となり、店頭に投票用ポスターを掲載してシールによる投票も行われる。
そのほかにも、店内で飲み物とエントリー商品がセットになった食べ比べセットによる投票も実施する。
また、県物産公社からも後援を受けており、グランプリ受賞商品は全国販売を予定している。
マンゴー共和国大統領の下地敏彦市長は「最も優れた商品を選ぶのは市民、観光客の皆さんであり、清き一票をそれぞれの商品に投票してほしい。多くの人の笑顔が生まれるような商品となることを期待している」と述べた。
また、実行委員会の西里長治委員長は「宮古島のマンゴーのおいしさは日本中に浸透しているが、加工品はまだまだこれから。このイベントをきっかけに島産マンゴーを活用したスイーツが増えて、その魅力がさらに全国に広まることを期待している」と話した。